令和4年10月1日現在
108名

大崎市の旧古川市内の東部に位置し、施設周囲にはのどかな田園地帯が広がっています。昭和56年に開設された建物の老朽化に伴う大規模な増改築工事が平成31年3月に無事終了し、施設内は広々とした段差のない玄関、廊下・居室・浴室などすべてにおいて落ち着いた雰囲気と清潔感にあふれ、開放感のある空間やゆとりが確保されています。また、今回、新たにエレベーターが設置されたことで2階との移動が容易になり、行動範囲の拡大と心地よい環境が提供できるようになりました。
当福祉会では、全職員が「お客様は満足しておられますか」を始めとする経営理念の一つひとつをサービスの精神の基本としています。また、「安全・安心・清潔・快適」をモットーに「居心地の良い空間」の提供に努めています。
各職種間の連携・チームワークが良く、特に看護師と介護係の連携により利用者様のわずかな変化にも即対応できる体制を整えています。
ご家族には面会の都度、利用者様の状況を報告するとともに、年2回の「現況のお知らせ」では各職種の職員が参加し、それぞれの立場から日々の様子を詳しく報告し、顔の見える関係を大切にしています。
また、小・中学校の総合学習の場や幼稚園・保育所のボランティア、看護・福祉学生の実習を毎年受け入れ、地域の福祉情報発信地としての役割を遂行しています。

「個人情報保護法」を基本に、利用者・家族のプライバシー保護を徹底し、個室はありませんが、一人一人のベッド周りにカーテンを設置し、可能な限り個々の空間が保てるように工夫しています。
宗教等については、他利用者様に影響のない範囲での信仰は自由です。
成年後見人制度等についても支援できる体制を整えております。

「身体拘束廃止検討委員会」を設置し、身体拘束廃止マニュアルを作成、実施しています。
毎月定例会議を行い、身体拘束が行われていないか等の状況を把握し、個人に合った適切な介助方法や環境づくりを検討しています。
各階に身体拘束廃止への手作り啓蒙ポスターを掲示し、意識付けを行っています。